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シカゴ出身、マルセイユで文化の多様性を吸収したロブ・クリアフィールド、初のリーダー作

マカヤ・マクレイヴン(Makaya McCraven)のバンドでの活躍などで知られるピアニスト/作曲家のロブ・クリアフィールド(Rob Clearfield)による初のリーダー作『Voice in the Wilderness』。ピアノトリオを中心に、いくつかの曲ではトランペット奏者イタマール・ボロホフ(Itamar Borochov)も参加し、オーセンティックなスタイルから、クラシックの影響を受けたヨーロピアンな雰囲気を持つ演奏まで、幅広いジャズを聴かせてくれる好盤だ。
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2025年7月21日
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時空を超えるコズミック・グルーヴ傑作!NZの大世帯ジャズコンボ The Circling Sun 圧巻の新譜

ニュージーランドのジャズ・コレクティヴ、ザ・サークリング・サン(The Circling Sun)が2ndアルバム『Orbits』をリリースした。大所帯のバンドとコーラス隊が織り成す、古くて新しいコズミックなグルーヴは前作『Spirits』をさらに超え、また彼らが公言する“Azymuthへのリスペクト”を体現したようなブラジリアン・テイストの楽曲も多い魅力的な作品だ。
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2025年7月20日
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Column:パトリース・ラッシェン「Forget Me Nots」が前よりもずっと好きになったこと(4,500字)

Column:パトリース・ラッシェン「Forget Me Nots」が前よりもずっと好きになったこと(4,500字)

少し前にパトリース・ラッシェンのインタビューをした。 女性アーティストと音楽業界の常識を塗り替えた先駆者、パトリース・ラッシェンの知られざる物語 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)ジャズ・ピアニストとしてデビューし、その後ファンクやディスコの世界で成功を収めたパトリース・ラッシェン(Patrice Rrollingstonejapan.com 続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年7月20日
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至上の“歌とピアノ”。サロマォン・ソアレス&ヴァネッサ・モレーノ、MPB名曲に吹き込む新しい風

ブラジルのピアニスト、サロマォン・ソアレス(Salomão Soares)と歌手ヴァネッサ・モレーノ(Vanessa Moreno)はこれまで2枚のデュオ・アルバムをリリースし、その度に大きな賞賛を浴びてきた。デュオ第3作となる『Outros Ventos』は、彼らが再びブラジル音楽に新しい風を吹き込む試みだ。リズムカルで自由で卓越したサロマォンのピアノと、透明で真っ直ぐな歌声と時折超絶的なスキャットも見せるヴァネッサのデュオは、今回も群を抜いて美しく素晴らしい。
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2025年7月19日
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コラ、チェロ、ソプラノサックス、アコーディオンによる異文化の美しい調和。『Sou Kora』

前作『Les Égarés』が深い感動を呼んだカルテットによる新作『Sou Kora』がリリースされた。コラ、チェロ、サックス、アコーディオンというユニークな四重奏をさらに深める試みで、アフリカやヨーロッパの伝統音楽、室内楽、ジャズといった要素を融合した美しい響きを堪能できる作品だ。
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2025年7月18日
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WAR - WHY CAN’T WE BE FRIENDS - BLUE NOTE TOKYO Live 2025

WAR - WHY CAN’T WE BE FRIENDS - BLUE NOTE TOKYO Live 2025

WAR - WHY CAN’T WE BE FRIENDS - BLUE NOTE TOKYO Live 2025 1974年の初来日公演から50年 伝説のファンク・バンドがふたたび降臨! 1974年の初来日から50年を迎えた伝説のファンク・バンド“WAR”がブルーノート東京にふたたび降臨。1969年に元アニマルズのヴォーカリスト、エリック・バードンを中心に結成され、バードン脱退後はバンド単体で活動を開始。「世界はゲットーだ」「シスコ・キッド」「ロー・ライダー」など数々のビッグ・ヒットを放ち、タワー・オブ・パワーやスライ&ザ・ファミリー・ストーンと共にアメリカ西海岸のファンク・シーンを牽引。代表曲「仲間よ目をさませ!(Why Can't We Be Friends?)」は、2023年度のキリン・クラフトビールCMソングに起用されるなど、時代を超えて愛され続けている。ファンク、ロック、ラテン、ブルースが混ざりあう黄金のグルーヴが彩るレジェンドのステージ。 Lonnie Jordan(vo,key) ロニー・ジョーダン(ヴォーカル、キーボード) Sal Rodriguez(ds) サル・ロドリゲス(ドラムス) Marcos J. Reyes(per) マルコス・J・レイエス(パーカッション) Rene Camacho(b) レネ・カマチョ(ベース) James Zota Baker(g) ジェームズ・ゾタ・ベイカー(ギター) Scott Martin(sax) スコット・マーティン(サックス) Mitch Kashmar(hca) ミッチ・カシュマー(ハーモニカ)
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2025年7月18日
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英国の新星SSWホーネン・フォード、親友の死にインスパイアされた新作『神様がいたらいいのに』

英国ロンドンを拠点に活動するピアニスト/シンガーソングライターのホーネン・フォード(Hohnen Ford)は、リスナーを一瞬で虜にする特別な才能を持っているようだ。ロンドンの豊かなジャズシーンの中で学び、とりわけジョニ・ミッチェル、デヴィッド・ロングストレス、ビッグ・シーフといったアーティストたちからも大きな影響を受けてきた彼女は、最終的にそれらの影響を結びつけ、シンプルなようでいて複雑な、色彩豊かな歌を作りあげてきた。
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2025年7月16日
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アフリカン・ディアスポラの絆を示すKokoroko新譜『Tuff Times Never Last』

ロンドンの現代ジャズシーンを代表するグループのひとつであるココロコ(Kokoroko)が、前作『Could We Be More』(2022年)以来となる2ndアルバム『Tuff Times Never Last』をリリースした。彼らの特徴であるアフロビートとジャズの融合を基盤にしつつ、80年代の英国R&B、ネオソウル、アフリカン・ディスコ、ボサノヴァ、ラヴァーズロック、ファンクといった多様なジャンルを取り込み、前作と比してより都会的で洗練されたサウンドにシフト。穏やかでリラックスしたグルーヴが全編に流れる作品となっている。
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2025年7月15日
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Paul Cornish - Palindrome (Official Video)

Paul Cornish - Palindrome (Official Video)

Paul Cornish: Palindrome Purchase the new album "You're Exaggerating!": https://PaulCornish.lnk.to/YoureExaggeratingID Piano: Paul Cornish Bass: Jermaine Paul Drums: Jonathan Pinson Written by: Paul Cornish Recorded and mixed by Justin Stanley Photos: @isabelcristmedia Director: @alexandriapictures Camera Operators: @isabelcristmedia, @meghchan Editors: @meghchan Connect with Paul Cornish: Facebook: https://www.facebook.com/paul.cornish.16 Instagram: https://www.instagram.com/modernpaulitics/?hl=en Listen to Paul Cornish: Spotify: https://open.spotify.com/artist/6Buu7N5lG1P2yRirqj9UON?si=BwHx0OVhQeedXWnzKtfh9g iTunes: https://music.apple.com/us/artist/paul-cornish/405530274 Apple Music: https://music.apple.com/us/artist/paul-cornish/405530274 YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpD46b3tIRDgFvvwY_OTVCw Amazon Music: https://music.amazon.com/artists/B07D4B98Z6/paul-cornish?marketplaceId=ATVPDKIKX0DER&musicTerritory=US&ref=dm_sh_gQPhyt6xrsDKpEaX1l4QreyVx Subscribe to the Blue Note Channel: https://bluenote.lnk.to/subscribe #PAULCORNISH #YOUREEXAGGERATING #bluenote
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2025年7月14日
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バルカンや東欧の文化と連帯するドイツ発の多国籍大世帯バンド、Batiar Gang 本能を刺激する新譜

ウクライナ出身のメンバーらによってドイツで結成された大世帯バンド、バチャール・ギャング(Batiar Gang)が約7年ぶりの2ndアルバム『Spice Express』をリリースした。ライヴ感に溢れ、東欧の伝統音楽やバルカン音楽を掛け合わせたエネルギッシュで刺激的なブラス・サウンドが最高に昂る一枚だ。
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2025年7月13日
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MPB巨匠たちを支えるアルベルト・コンチネンチーノ、コロナ禍の内省を経て創造性を爆発させた新作

ブラジルを代表するベーシストであり、シンガーソングライターのアルベルト・コンチネンチーノ(Alberto Continentino)がソロとしては3枚目となる新譜『Cabeça a Mil e o Corpo Lento』をリリースした。MPBやジャズの伝統を音楽的な軸にしつつ、サウンドは非常に現代的かつドリーミーに洗練されており、極上のメロウ・ブラジリアン・ジャズポップを楽しめる作品に仕上がっている。
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2025年7月12日
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書籍『レーベルで聴くジャズ名盤 Part 2』─83レーベルを徹底解明

ジャズの歴史を知る上で重要な “音楽レーベル” にフォーカスしたガイドブック『レーベルで聴くジャズ名盤 Part 2』が発売される。本書は2020年に刊行され好評を博した『レーベルで聴くジャズ名盤 1374』の続編。 前 […] 投稿 書籍『レーベルで聴くジャズ名盤 Part 2』─83レーベルを徹底解明 は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年7月11日
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NYで生まれた奇跡の魔法。アダム・ニーリー&ラウ・ノア、親密なデュオの対話が紡ぐ秘密の音楽

YouTubeでの活動などを通じて、ジャズの領域だけでなく多様なファンを獲得した人気ベーシストのアダム・ニーリー(Adam Neely)と、カタルーニャ出身で独自の現代ギター音楽を探求し、ジェイコブ・コリアーやシルビア・ペレス・クルス、シャイ・マエストロといった世界中の音楽家たちと共演するギタリストのラウ・ノア(Lau Noah)が、デュオによるEP『The Way Under』をリリースした。
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2025年7月11日
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HOLLY COLE - Steppin' Out With My Baby - BLUE NOTE TOKYO Live 2025

HOLLY COLE - Steppin' Out With My Baby - BLUE NOTE TOKYO Live 2025

HOLLY COLE - Steppin' Out With My Baby - BLUE NOTE TOKYO Live 2025 「コーリング・ユー」の大ヒットで知られる世界的シンガー 最新アルバム『ダーク・ムーン』を携えたプレミアム・ステージ 13作目のスタジオ・アルバム『ダーク・ムーン』を2025年1月にリリース!カナダ出身の世界的ジャズ・シンガー、ホリー・コールが新作を携えて7年ぶりにブルーノート東京のステージを飾る。1992年に発表した2ndアルバム『コーリング・ユー』が世界的なヒットを記録。マルチ・プラチナ・セールスを達成するだけでなく、カナダのグラミー賞と呼ばれるJUNOアワードを2度にわたって受賞するなど数々の栄誉に輝いている。新作は「即興の精神を取り入れたいという強い思いがあった」と自身が語る意欲作。公演には彼女のライヴ・パートナーを長年務めるアーロン・デイヴィス(ピアノ)、ジョージ・コラー(ベース)、ジョン・ジョンソン(サックス)が出演。スモーキーで官能的なヴォーカルに酔いしれたい。 Holly Cole(vo) ホリー・コール(ヴォーカル) Aaron Davis(p) アーロン・デイヴィス(ピアノ) George Koller(b) ジョージ・コラー(ベース) John Johnson(sax) ジョン・ジョンソン(サックス)
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2025年7月11日
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映画「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」上映|オノセイゲンと中原仁によるトークイベントも

東京・池袋の新文芸坐の企画『オノ セイゲン presents「オーディオルーム 新文芸坐」vol. 26』で、映画「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」が上映される。日程は7月17日(木)、19日(土)。 映画「ボサノヴァ […] 投稿 映画「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」上映|オノセイゲンと中原仁によるトークイベントも は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年7月10日
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歌うことを禁じられた祖母は、音楽を“鳥のさえずり”と表現し私に伝えた──SSWナディア・ラルチェル、傑作デビュー作

アルゼンチン北西部、カタマルカ州の自然に恵まれた小さな町アンダルガラ(Andalgalá)で生まれ育ったシンガーソングライターのナディア・ラルチェル(Nadia Larcher)は、彼女のソロデビュー・アルバム『Trinar(La flor)』で、祖母マリアの記憶、花や鳥や川といったアンダルガラの自然、そして大規模採掘問題で揺れる地域の環境問題を、伝統的なフォルクローレと洗練されたジャズを融合した美しいサウンドに乗せて力強く表現している。
Musica Terra
2025年7月9日
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【TRAILER】COTTON CLUB 20th Anniversary COTTON CLUB STOMP: COTTON CLUB JAPAN 2025

【TRAILER】COTTON CLUB 20th Anniversary COTTON CLUB STOMP: COTTON CLUB JAPAN 2025

NYハーレムの伝説に残るクラブが東京で蘇る タップとジャズの融合によるエンターテインメント・ショー 2025 8.11 mon., 8.12 tue. COTTON CLUB 20th Anniversary COTTON CLUB STOMP コットンクラブ・ストンプ https://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/cotton-club-stomp/ 2025 8.11 mon., 8.12 tue. [1st.show] open 3:30pm / start 4:30pm [2nd.show] open 6:30pm / start 7:30pm ★1st.showは3歳以上、18歳未満および高校生の方はミュージック・チャージが半額に! ご予約はお電話にて:03-3215-1555 ※全席種対象(シートチャージは通常料金) ※1st.showはSTUDENT PLAN対象外です。2nd.showのみご利用いただけます。 <Member> #SARO (tap) #谷口翔有子 (tap) 【GENTLE FOREST 7】 #ジェントル久保田 (leader,conductor,tb) #村上 基 (tp) #張替啓太 (tb) #多田尋潔 (as,cl) #海堀弘太 (p) #藤野″デジ″俊雄 (b) #松下マサナオ (ds) 【Special Guest】 #HideboH (tap)
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2025年7月9日
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【TRAILER】BEN WILLIAMS BAND : COTTON CLUB JAPAN 2025

【TRAILER】BEN WILLIAMS BAND : COTTON CLUB JAPAN 2025

現代ジャズを代表するトップ・ベーシスト 気鋭メンバーと共に贈る最新ステージ 2025 9.3 wed., 9.4 thu., 9.5 fri. BEN WILLIAMS BAND ベン・ウィリアムス・バンド https://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/ben-williams/ 2025 9.3 wed., 9.4 thu., 9.5 fri. [1st.show] open 5:00pm / start 6:00pm [2nd.show] open 7:45pm / start 8:30pm <Member> #BenWilliams (b) #BrandonColeman (p,key) #JustinBrown (ds) #AndrewRenfroe (g) #ChelseaBaratz (sax)
COTTON CLUB JAPAN - YouTube
2025年7月9日
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【桑原あい|インタビュー】新天地ロサンゼルスでアルバム制作─『Flying?』に投射した “素顔の自分”

Photo/Makito Umekita ピアニストの桑原あいが新作『Flying?』を発表した。このアルバムはベーシストのサム・ウィルクスと、ドラマーのジーン・コイとのトリオを軸に、アメリカを拠点に活躍するミュージシャ […] 投稿 【桑原あい|インタビュー】新天地ロサンゼルスでアルバム制作─『Flying?』に投射した “素顔の自分” は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年7月9日
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Musica Terra

パキスタン系米国人ギター奏者、レズ・アバシ新譜はスピリチュアル・アコースティック・ジャズ

パキスタン出身、米国育ちの熟練のギタリスト/作曲家レズ・アバシ(Rez Abbasi)の新譜『Sound Remains』がリリースされた。今作は国際的に高い評価を受けるRAAQに、ジョージア生まれのパーカッション奏者ハサン・バクル(Hasan Bakr)を加えた編成となっており、レズ・アバシが全編で弾くスティール弦のアコースティック・ギターと米国出身のビル・ウェア(Bill Ware)のヴィブラフォンをサウンドの中心に据えた、他ではなかなか味わうことの難しいジャズのサウンドを聴かせてくれる逸品だ。
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2025年7月8日
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