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interview Sullivan Fortner:伝統と即興のあいだにある自由、"追加する音楽"としてのジャズ(13,500字)
ジャズのシーンを追っていると「今、この人がやっていることを多くの若手が参照しようとしているっぽいな」と気付くことがある。その前段階には「この人がやっていること、すごく新しくて、まだ誰も到達していないものなのかも」みたいに感じることがあるわけだが、そういう「ただすごい」を超えて、シーンに影響を及ぼし始めているのが見えはじめると、これはただ事ではないぞ、となってくる。ピアニストのサリヴァン・フォートナーはまさにそんな存在で、2020年代に入ったあたりから、サリヴァンがシーンの中で飛び抜けた位置にいることを多くのリスナーも感じとっていたと思う。2020年代のジャズにおいては直接的に影響を及ぼしているミュージシャンとなると、真っ先にサリヴァンの名前が挙がるだろう。2023年にはブラッド・メルドーがサリヴァンに言及したことも僕らの間では話題になった続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年8月9日
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ARBAN
エフェクターブランドが集結!新感覚サーキット型音楽祭「STOMPS KICHIJOJI」開催
全国から集まるエフェクターブランドを中心に「音楽・街・遊び」を融合させた新感覚サーキット型音楽祭「STOMPS KICHIJOJI」が2025年8月11日(月・祝)・12日(火)に東京・吉祥寺で開催。 「STOMPS K […] 投稿 エフェクターブランドが集結!新感覚サーキット型音楽祭「STOMPS KICHIJOJI」開催 は ARBAN に最初に表示されました。
ARBAN
2025年8月8日
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JULIAN LAGE "Speak to Me" - MISSING VOICES - BLUE NOTE TOKYO Live 2024
JULIAN LAGE "Speak to Me" - MISSING VOICES -
BLUE NOTE TOKYO Live 2024
“現代ジャズ・ギターの最高峰”ジュリアンが黄金トリオで来日
最新作『スピーク・トゥ・ミー』の音楽世界をライヴで展開
“現代ジャズ・ギターの最高峰”との呼び声も高い鬼才、ジュリアン・ラージがニュー・アルバム『スピーク・トゥ・ミー』のコア・メンバーであるホルヘ・ローダー(ベース)、デイヴ・キング(ドラムス)とのトリオ来日。5歳でギターを始め、12歳でグラミー賞授賞式での演奏を行なうなど、幼少期よりギターの神童として注目を浴び、15歳でゲイリー・バートンのバンドに抜擢。『スピーク・トゥ・ミー』ではシンガーソングライターのジョー・ヘンリーをプロデューサーに迎え、フォーク、ゴスペルなどルーツ・ミュージックの要素も反映した独自の音作りに磨きをかけている。巨星ハービー・ハンコックに「心と意思と魂でプレイするミュージシャン」と称賛されたジュリアン。クラブならではのインティメイトな空間で行われる、一夜限りのプレミアム・ステージ。
Julian Lage(g)
ジュリアン・ラージ(ギター)
Jorge Roeder(b)
ホルヘ・ローダー(ベース)
Dave King(ds)
デイヴ・キング(ドラムス)
BLUE NOTE JAPAN - YouTube
2025年8月8日
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Musica Terra
ポスト・ボサノヴァの本流。ブラジル先住民族出身の女性SSWタイナー、注目の新作『Âmbar』
ブラジル北部パラー州の先住民族の家系出身のシンガーソングライター、タイナー(Tainá)の2作目となるアルバム『Âmbar』。ボサノヴァを基調とした柔らかなリズム、愛情、孤独、郷愁、憧れ、欲望といった誰もが抱く普遍的な感情をありのままに表現する自然で巧みなソングライティング、そして飾らない美しさを湛えた歌声と、ブラジルの豊かな音楽文化を象徴しつつも幅広いリスナーに訴求できる親しみやすい要素を兼ね備えた傑作だ。
Musica Terra
2025年8月7日
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Musica Terra
言語を超越するモザンビーク出身SSWレナ・バウレ、伝統と未来を結ぶ深淵な傑作『Kumlango』
モザンビーク出身の歌手/作曲家/芸術活動家レナ・バウレ(Lenna Bahule)の新作『Kumlango』は、モザンビークやアフリカ南部の伝統音楽に由来する打楽器などによる優れたリズムに、効果的なエレクトロニック、そして広い音域を持つ彼女の柔らかく美しい声が融合するサウンドスケープが印象的な素晴らしいアルバムだ。国際的なミュージシャンも複数参加し、モザンビークを代表する芸術家として知られつつある彼女の活躍の舞台を世界に広げる。
Musica Terra
2025年8月6日
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Musica Terra
デジタルクンビアとスークースの衝撃的融合。Ale Hop & Titi Bakorta『Mapambazuko』
アレ・ホップ&ティティ・バコルタ(Ale Hop & Titi Bakorta)名義の不思議なエレクトロ・ワールドミュージック『Mapambazuko』が、妙にクセになるサウンドで面白い。これはペルー出身の実験的エレクトロニック・ミュージシャン、アレ・ホップ(Ale Hop)ことアレハンドラ・カルデナス(Alejandra Cárdenas)と、コンゴ出身のギタリスト、ティティ・バコルタ(Titi Bakorta)によるコラボレーション・アルバムで、ウガンダを拠点とする気鋭レーベル「Nyege Nyege Tapes」からリリースされた。
Musica Terra
2025年8月5日
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ARBAN
日本人バンドが初のグランプリに─ブカレスト・インターナショナル・ジャズ・コンペティション2025
ルーマニア・ブカレストで開催された国際ジャズコンペティション『ブカレスト・インターナショナル・ジャズ・コンペティション 2025(7月5日〜13日の会期で開催)』にて、日本人メンバーを擁する6人編成のジャズアンサンブル「 […] 投稿 日本人バンドが初のグランプリに─ブカレスト・インターナショナル・ジャズ・コンペティション2025 は ARBAN に最初に表示されました。
ARBAN
2025年8月5日
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ジョン・バティステ『ロンリー・アヴェニュー(feat ランディ・ニューマン)』
ジョン・バティステ、米音楽界の至宝ランディ・ニューマンと共演!一発録音による「ロンリー・アヴェニュー」配信&MVの一部を公開!
ミュージック・ビデオでは、ジョン・バティステが静まり返った古びたアパートを歩きながら、別室から聴こえてくるランディ・ニューマンの歌声「ロンリー・アヴェニュー」に導かれていく様子が描かれます。やがて二人がピアノの前で向かい合い、世代を超えたコラボレーションを果たします。
本楽曲はレイ・チャールズの名演で知られるドク・ポーマス作曲のクラシック・ナンバーのカバーで、本作『ビッグ・マネー』唯一のリメイク作品。ランディ・ニューマンの自宅リビングで、一発録音かつ最小限のアレンジによるライブ・セッションとして録音されました。この曲は、バティステとニューマンが人生や音楽、家族について語る中で自然と生まれたもので、手持ちのレコーダーが回る中、二人はピアノに向かい、まったく飾らない、即興的で親密な演奏を紡ぎ上げました。
#jonbatiste #ジョンバティステ #ランディニューマン #RandyNewman #洋楽 #pop #LonelyAvenue
UNIVERSAL MUSIC JAZZ - YouTube
2025年8月4日
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review is a diary 2025:Mansur Brown, Sun-Mi Hong, Tyreek Mcdole(3,500字)
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柳樂光隆 - Note
2025年8月4日
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Musica Terra
ミナスのSSWグスタヴィート、伝統的なノルデスチ音楽の美学を詰め込んだエモーショナルな新譜
ブラジル・ミナスジェライス州ベロオリゾンチ出身で、同地のインディペンデント・ミュージック・シーンで確固たる実績を誇るSSWグスタヴィート(Gustavito)が自身8枚目となる新譜『Me Gusta!』をリリースした。プロデューサーにセーザル・ラセルダ(César Lacerda)を迎え、とりわけブラジル北東部音楽のフォホーに強く影響を受けた楽曲を多く収録した作品だ。
Musica Terra
2025年8月3日
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そういうのも全部ライターの仕事 13:藤原ヒロシのインタビュー記事きっかけで「雑誌」のことを考えた、の続き(4,800字)
前回の続きです。続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年8月3日
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Musica Terra
現代ジャズ・ハーモニカの旗手ヨタム・ベン=オール、“諸行無常”をテーマにした美しい新作
現在のジャズ・ハーモニカの第一人者、イスラエル出身のヨタム・ベン=オール(Yotam Ben-Or)の新譜『Impermanence』がリリースされた。長年のコラボレーターであるベネズエラ出身のピアニストのガブリエル・チャカルヒ(Gabriel Chakarji)らを擁するカルテットを中心とし、南米や中東の伝統的な素朴で印象に残るメロディーから、キューバやベネズエラの音楽に触れたことで形成された複雑なリズムまで、音楽家としての彼の繊細で豊かな感情に触れることのできる一枚だ。
Musica Terra
2025年8月2日
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《リスト更新》 7月リリースの3...
《リスト更新》 7月リリースの3作を追加しました 🎷Tenors in Chaos 🎺佐瀬悠輔 🎹梅井美咲 日本人のジャズ・アルバム リスト 2025 (最終更新:8/2) #MAJ2026|柳樂光隆 ⇒ https://note.com/elis_ragina/n/nf0641c3e37e7続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年8月2日
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Paul Cornish - Queen Geri (Official Video)
Paul Cornish: Queen Geri
Purchase the new album "You're Exaggerating!": https://PaulCornish.lnk.to/YoureExaggeratingID
Piano: Paul Cornish
Bass: Jermaine Paul
Drums: Jonathan Pinson
Written by: Paul Cornish
Recorded and mixed by Justin Stanley
Photos: @isabelcristmedia
Director: @alexandriapictures
Camera Operators: @isabelcristmedia, @meghchan
Editors: @meghchan
Connect with Paul Cornish:
Facebook: https://www.facebook.com/paul.cornish.16
Instagram: https://www.instagram.com/modernpaulitics/?hl=en
Listen to Paul Cornish: Spotify: https://open.spotify.com/artist/6Buu7N5lG1P2yRirqj9UON?si=BwHx0OVhQeedXWnzKtfh9g
iTunes: https://music.apple.com/us/artist/paul-cornish/405530274
Apple Music: https://music.apple.com/us/artist/paul-cornish/405530274
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpD46b3tIRDgFvvwY_OTVCw
Amazon Music: https://music.amazon.com/artists/B07D4B98Z6/paul-cornishmarketplaceId=ATVPDKIKX0DER&musicTerritory=US&ref=dm_sh_gQPhyt6xrsDKpEaX1l4QreyVx
Subscribe to the Blue Note Channel: https://bluenote.lnk.to/subscribe
#PAULCORNISH #YOUREEXAGGERATING #bluenote
Blue Note Records - YouTube
2025年8月1日
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Musica Terra
即興音楽、エレクトロ、詩的世界が相互作用するフレッヂ・セルヴァ&トリスタン・バルボサの傑作
ブラジル・ミナスジェライス州出身で、ヴィブラフォン奏者として知られるフレッヂ・セルヴァ(Fred Selva)が、アルゼンチンの詩人/歌手トリスタン・バルボサ(Tristán Barbosa)と共同名義でリリースした新譜『O Arpão Do Irreal』が驚きだ。エレクトロニック・アーティスト/ソロ・パフォーマーとしてのフレッヂの魅力が爆発した内容となっており、作編曲、演奏、音響、歌、詩が一体となった孤高の空間へと誘う。
Musica Terra
2025年8月1日
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* そういうのも全部ライターの仕事 12:藤原ヒロシのインタビュー記事きっかけで「雑誌」のことを考えた(5,500字)
昨日の日記のようなことを考えていたこともあり、ぼんやりと雑誌について考えていた。続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年8月1日
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JULIAN LAGE "Speak to Me" - TIBURON - BLUE NOTE TOKYO Live 2024
JULIAN LAGE "Speak to Me" - TIBURON -
BLUE NOTE TOKYO Live 2024
“現代ジャズ・ギターの最高峰”ジュリアンが黄金トリオで来日
最新作『スピーク・トゥ・ミー』の音楽世界をライヴで展開
“現代ジャズ・ギターの最高峰”との呼び声も高い鬼才、ジュリアン・ラージがニュー・アルバム『スピーク・トゥ・ミー』のコア・メンバーであるホルヘ・ローダー(ベース)、デイヴ・キング(ドラムス)とのトリオ来日。5歳でギターを始め、12歳でグラミー賞授賞式での演奏を行なうなど、幼少期よりギターの神童として注目を浴び、15歳でゲイリー・バートンのバンドに抜擢。『スピーク・トゥ・ミー』ではシンガーソングライターのジョー・ヘンリーをプロデューサーに迎え、フォーク、ゴスペルなどルーツ・ミュージックの要素も反映した独自の音作りに磨きをかけている。巨星ハービー・ハンコックに「心と意思と魂でプレイするミュージシャン」と称賛されたジュリアン。クラブならではのインティメイトな空間で行われる、一夜限りのプレミアム・ステージ。
Julian Lage(g)
ジュリアン・ラージ(ギター)
Jorge Roeder(b)
ホルヘ・ローダー(ベース)
Dave King(ds)
デイヴ・キング(ドラムス)
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2025年8月1日
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ARBAN
能楽堂で体感するジャズ─「江戸Jazz 2025」9月に開催
東京・銀座にある能楽堂「GINZA SIX 観世能楽堂」にて、9月25日(金)にライブイベント「江戸Jazz 2025」が開催される。出演者は和田明、渡辺翔太、曽根麻央、小西遼、工藤明、山本連、吉田沙良。 会場となる能楽 […] 投稿 能楽堂で体感するジャズ─「江戸Jazz 2025」9月に開催 は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年7月31日
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日記:2025/07/31 - 藤原ヒロシのインタビューを読んだこと(6,000字)
この藤原ヒロシのインタビューがとても良い。 藤原ヒロシが語る新店「V.A.」と「タイムラグの面白さ」 「僕は未来にほしいものを買う」 - WWDJAPANカフェ・ラウンジ「モントーク(montoak)」の跡地にカフェとショップが併設するコンセプトストア「V.A.(ヴイエー)」www.wwdjapan.com 続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年7月31日
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Musica Terra
混沌の1930年代に芽生えた希望を現代社会に重ねる先鋭ジャズ・オクテット作『For These Streets』
キューバにルーツを持つトランペット奏者/作曲家アダム・オファーリル(Adam O'Farrill)が、気鋭の女性ギタリストのメアリー・ハルヴォーソン(Mary Halvorson)や革新的な女性ヴィブラフォン奏者パトリシア・ブレナン(Patricia Brennan)らを擁するオクテットでの新作『For These Streets』をリリースした。今作は1930年代の芸術、文化、社会的背景をテーマとし、現代的な感覚で再構築を試みた作品だ。
Musica Terra
2025年7月30日
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interview Sullivan Fortner:伝統と即興のあいだにある自由、"追加する音楽"としてのジャズ(13,500字)
ジャズのシーンを追っていると「今、この人がやっていることを多くの若手が参照しようとしているっぽいな」と気付くことがある。その前段階には「この人がやっていること、すごく新しくて、まだ誰も到達していないものなのかも」みたいに感じることがあるわけだが、そういう「ただすごい」を超えて、シーンに影響を及ぼし始めているのが見えはじめると、これはただ事ではないぞ、となってくる。ピアニストのサリヴァン・フォートナーはまさにそんな存在で、2020年代に入ったあたりから、サリヴァンがシーンの中で飛び抜けた位置にいることを多くのリスナーも感じとっていたと思う。2020年代のジャズにおいては直接的に影響を及ぼしているミュージシャンとなると、真っ先にサリヴァンの名前が挙がるだろう。2023年にはブラッド・メルドーがサリヴァンに言及したことも僕らの間では話題になった続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年8月9日
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ARBAN
エフェクターブランドが集結!新感覚サーキット型音楽祭「STOMPS KICHIJOJI」開催
全国から集まるエフェクターブランドを中心に「音楽・街・遊び」を融合させた新感覚サーキット型音楽祭「STOMPS KICHIJOJI」が2025年8月11日(月・祝)・12日(火)に東京・吉祥寺で開催。 「STOMPS K […] 投稿 エフェクターブランドが集結!新感覚サーキット型音楽祭「STOMPS KICHIJOJI」開催 は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年8月8日
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JULIAN LAGE "Speak to Me" - MISSING VOICES - BLUE NOTE TOKYO Live 2024
JULIAN LAGE "Speak to Me" - MISSING VOICES -
BLUE NOTE TOKYO Live 2024
“現代ジャズ・ギターの最高峰”ジュリアンが黄金トリオで来日
最新作『スピーク・トゥ・ミー』の音楽世界をライヴで展開
“現代ジャズ・ギターの最高峰”との呼び声も高い鬼才、ジュリアン・ラージがニュー・アルバム『スピーク・トゥ・ミー』のコア・メンバーであるホルヘ・ローダー(ベース)、デイヴ・キング(ドラムス)とのトリオ来日。5歳でギターを始め、12歳でグラミー賞授賞式での演奏を行なうなど、幼少期よりギターの神童として注目を浴び、15歳でゲイリー・バートンのバンドに抜擢。『スピーク・トゥ・ミー』ではシンガーソングライターのジョー・ヘンリーをプロデューサーに迎え、フォーク、ゴスペルなどルーツ・ミュージックの要素も反映した独自の音作りに磨きをかけている。巨星ハービー・ハンコックに「心と意思と魂でプレイするミュージシャン」と称賛されたジュリアン。クラブならではのインティメイトな空間で行われる、一夜限りのプレミアム・ステージ。
Julian Lage(g)
ジュリアン・ラージ(ギター)
Jorge Roeder(b)
ホルヘ・ローダー(ベース)
Dave King(ds)
デイヴ・キング(ドラムス)
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2025年8月8日
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Musica Terra
ポスト・ボサノヴァの本流。ブラジル先住民族出身の女性SSWタイナー、注目の新作『Âmbar』
ブラジル北部パラー州の先住民族の家系出身のシンガーソングライター、タイナー(Tainá)の2作目となるアルバム『Âmbar』。ボサノヴァを基調とした柔らかなリズム、愛情、孤独、郷愁、憧れ、欲望といった誰もが抱く普遍的な感情をありのままに表現する自然で巧みなソングライティング、そして飾らない美しさを湛えた歌声と、ブラジルの豊かな音楽文化を象徴しつつも幅広いリスナーに訴求できる親しみやすい要素を兼ね備えた傑作だ。
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2025年8月7日
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言語を超越するモザンビーク出身SSWレナ・バウレ、伝統と未来を結ぶ深淵な傑作『Kumlango』
モザンビーク出身の歌手/作曲家/芸術活動家レナ・バウレ(Lenna Bahule)の新作『Kumlango』は、モザンビークやアフリカ南部の伝統音楽に由来する打楽器などによる優れたリズムに、効果的なエレクトロニック、そして広い音域を持つ彼女の柔らかく美しい声が融合するサウンドスケープが印象的な素晴らしいアルバムだ。国際的なミュージシャンも複数参加し、モザンビークを代表する芸術家として知られつつある彼女の活躍の舞台を世界に広げる。
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2025年8月6日
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デジタルクンビアとスークースの衝撃的融合。Ale Hop & Titi Bakorta『Mapambazuko』
アレ・ホップ&ティティ・バコルタ(Ale Hop & Titi Bakorta)名義の不思議なエレクトロ・ワールドミュージック『Mapambazuko』が、妙にクセになるサウンドで面白い。これはペルー出身の実験的エレクトロニック・ミュージシャン、アレ・ホップ(Ale Hop)ことアレハンドラ・カルデナス(Alejandra Cárdenas)と、コンゴ出身のギタリスト、ティティ・バコルタ(Titi Bakorta)によるコラボレーション・アルバムで、ウガンダを拠点とする気鋭レーベル「Nyege Nyege Tapes」からリリースされた。
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2025年8月5日
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日本人バンドが初のグランプリに─ブカレスト・インターナショナル・ジャズ・コンペティション2025
ルーマニア・ブカレストで開催された国際ジャズコンペティション『ブカレスト・インターナショナル・ジャズ・コンペティション 2025(7月5日〜13日の会期で開催)』にて、日本人メンバーを擁する6人編成のジャズアンサンブル「 […] 投稿 日本人バンドが初のグランプリに─ブカレスト・インターナショナル・ジャズ・コンペティション2025 は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年8月5日
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ジョン・バティステ『ロンリー・アヴェニュー(feat ランディ・ニューマン)』
ジョン・バティステ、米音楽界の至宝ランディ・ニューマンと共演!一発録音による「ロンリー・アヴェニュー」配信&MVの一部を公開!
ミュージック・ビデオでは、ジョン・バティステが静まり返った古びたアパートを歩きながら、別室から聴こえてくるランディ・ニューマンの歌声「ロンリー・アヴェニュー」に導かれていく様子が描かれます。やがて二人がピアノの前で向かい合い、世代を超えたコラボレーションを果たします。
本楽曲はレイ・チャールズの名演で知られるドク・ポーマス作曲のクラシック・ナンバーのカバーで、本作『ビッグ・マネー』唯一のリメイク作品。ランディ・ニューマンの自宅リビングで、一発録音かつ最小限のアレンジによるライブ・セッションとして録音されました。この曲は、バティステとニューマンが人生や音楽、家族について語る中で自然と生まれたもので、手持ちのレコーダーが回る中、二人はピアノに向かい、まったく飾らない、即興的で親密な演奏を紡ぎ上げました。
#jonbatiste #ジョンバティステ #ランディニューマン #RandyNewman #洋楽 #pop #LonelyAvenue
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2025年8月4日
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review is a diary 2025:Mansur Brown, Sun-Mi Hong, Tyreek Mcdole(3,500字)
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2025年8月4日
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ミナスのSSWグスタヴィート、伝統的なノルデスチ音楽の美学を詰め込んだエモーショナルな新譜
ブラジル・ミナスジェライス州ベロオリゾンチ出身で、同地のインディペンデント・ミュージック・シーンで確固たる実績を誇るSSWグスタヴィート(Gustavito)が自身8枚目となる新譜『Me Gusta!』をリリースした。プロデューサーにセーザル・ラセルダ(César Lacerda)を迎え、とりわけブラジル北東部音楽のフォホーに強く影響を受けた楽曲を多く収録した作品だ。
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2025年8月3日
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そういうのも全部ライターの仕事 13:藤原ヒロシのインタビュー記事きっかけで「雑誌」のことを考えた、の続き(4,800字)
前回の続きです。続きをみる
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2025年8月3日
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現代ジャズ・ハーモニカの旗手ヨタム・ベン=オール、“諸行無常”をテーマにした美しい新作
現在のジャズ・ハーモニカの第一人者、イスラエル出身のヨタム・ベン=オール(Yotam Ben-Or)の新譜『Impermanence』がリリースされた。長年のコラボレーターであるベネズエラ出身のピアニストのガブリエル・チャカルヒ(Gabriel Chakarji)らを擁するカルテットを中心とし、南米や中東の伝統的な素朴で印象に残るメロディーから、キューバやベネズエラの音楽に触れたことで形成された複雑なリズムまで、音楽家としての彼の繊細で豊かな感情に触れることのできる一枚だ。
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2025年8月2日
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《リスト更新》 7月リリースの3...
《リスト更新》 7月リリースの3作を追加しました 🎷Tenors in Chaos 🎺佐瀬悠輔 🎹梅井美咲 日本人のジャズ・アルバム リスト 2025 (最終更新:8/2) #MAJ2026|柳樂光隆 ⇒ https://note.com/elis_ragina/n/nf0641c3e37e7続きをみる
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2025年8月2日
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Paul Cornish - Queen Geri (Official Video)
Paul Cornish: Queen Geri
Purchase the new album "You're Exaggerating!": https://PaulCornish.lnk.to/YoureExaggeratingID
Piano: Paul Cornish
Bass: Jermaine Paul
Drums: Jonathan Pinson
Written by: Paul Cornish
Recorded and mixed by Justin Stanley
Photos: @isabelcristmedia
Director: @alexandriapictures
Camera Operators: @isabelcristmedia, @meghchan
Editors: @meghchan
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2025年8月1日
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即興音楽、エレクトロ、詩的世界が相互作用するフレッヂ・セルヴァ&トリスタン・バルボサの傑作
ブラジル・ミナスジェライス州出身で、ヴィブラフォン奏者として知られるフレッヂ・セルヴァ(Fred Selva)が、アルゼンチンの詩人/歌手トリスタン・バルボサ(Tristán Barbosa)と共同名義でリリースした新譜『O Arpão Do Irreal』が驚きだ。エレクトロニック・アーティスト/ソロ・パフォーマーとしてのフレッヂの魅力が爆発した内容となっており、作編曲、演奏、音響、歌、詩が一体となった孤高の空間へと誘う。
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2025年8月1日
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* そういうのも全部ライターの仕事 12:藤原ヒロシのインタビュー記事きっかけで「雑誌」のことを考えた(5,500字)
昨日の日記のようなことを考えていたこともあり、ぼんやりと雑誌について考えていた。続きをみる
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JULIAN LAGE "Speak to Me" - TIBURON - BLUE NOTE TOKYO Live 2024
JULIAN LAGE "Speak to Me" - TIBURON -
BLUE NOTE TOKYO Live 2024
“現代ジャズ・ギターの最高峰”ジュリアンが黄金トリオで来日
最新作『スピーク・トゥ・ミー』の音楽世界をライヴで展開
“現代ジャズ・ギターの最高峰”との呼び声も高い鬼才、ジュリアン・ラージがニュー・アルバム『スピーク・トゥ・ミー』のコア・メンバーであるホルヘ・ローダー(ベース)、デイヴ・キング(ドラムス)とのトリオ来日。5歳でギターを始め、12歳でグラミー賞授賞式での演奏を行なうなど、幼少期よりギターの神童として注目を浴び、15歳でゲイリー・バートンのバンドに抜擢。『スピーク・トゥ・ミー』ではシンガーソングライターのジョー・ヘンリーをプロデューサーに迎え、フォーク、ゴスペルなどルーツ・ミュージックの要素も反映した独自の音作りに磨きをかけている。巨星ハービー・ハンコックに「心と意思と魂でプレイするミュージシャン」と称賛されたジュリアン。クラブならではのインティメイトな空間で行われる、一夜限りのプレミアム・ステージ。
Julian Lage(g)
ジュリアン・ラージ(ギター)
Jorge Roeder(b)
ホルヘ・ローダー(ベース)
Dave King(ds)
デイヴ・キング(ドラムス)
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2025年8月1日
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能楽堂で体感するジャズ─「江戸Jazz 2025」9月に開催
東京・銀座にある能楽堂「GINZA SIX 観世能楽堂」にて、9月25日(金)にライブイベント「江戸Jazz 2025」が開催される。出演者は和田明、渡辺翔太、曽根麻央、小西遼、工藤明、山本連、吉田沙良。 会場となる能楽 […] 投稿 能楽堂で体感するジャズ─「江戸Jazz 2025」9月に開催 は ARBAN に最初に表示されました。
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2025年7月31日
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日記:2025/07/31 - 藤原ヒロシのインタビューを読んだこと(6,000字)
この藤原ヒロシのインタビューがとても良い。 藤原ヒロシが語る新店「V.A.」と「タイムラグの面白さ」 「僕は未来にほしいものを買う」 - WWDJAPANカフェ・ラウンジ「モントーク(montoak)」の跡地にカフェとショップが併設するコンセプトストア「V.A.(ヴイエー)」www.wwdjapan.com 続きをみる
柳樂光隆 - Note
2025年7月31日
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Musica Terra
混沌の1930年代に芽生えた希望を現代社会に重ねる先鋭ジャズ・オクテット作『For These Streets』
キューバにルーツを持つトランペット奏者/作曲家アダム・オファーリル(Adam O'Farrill)が、気鋭の女性ギタリストのメアリー・ハルヴォーソン(Mary Halvorson)や革新的な女性ヴィブラフォン奏者パトリシア・ブレナン(Patricia Brennan)らを擁するオクテットでの新作『For These Streets』をリリースした。今作は1930年代の芸術、文化、社会的背景をテーマとし、現代的な感覚で再構築を試みた作品だ。
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2025年7月30日
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